アメリカへの非移民ビザ申請(おもにDS-156記入について)

2009年9月

※以下、2009年9月現在のできるだけ正確な情報を記入していますが、間違いや古くなった情報などがある場合がありますので、正確な情報は各自で調べてください※

最近まで、アメリカ行きのためのビザ申請書類を作っていました。簡単にいうと、非移民ビザ:予約ステップの1から3までを順番にやればいいのですが、細かいところで間違えたりして実際はなかなか大変でした。

私は過去に語学留学1回とUC Berkeleyのサマーセッションに1回行っているので、F1ビザを2回取っていますが、2回とも9.11のテロ前です。アメリカはビザや入国審査が9.11以降厳しくなったというのはあちこちで言われていることで、以前私がF1ビザを申請したときは書類を揃えて郵送するだけで取れましたが、大使館での面接が必要になったり、必要書類が増えているみたいです。

大まかな流れは、アメリカの受け入れ側からの必要書類は全部揃っているとして、自分でやることは、以下のような感じです。

  • ステップ1からDS-156を記入し、PDF化してプリントアウト。
  • →PDF化したときに表れるバーコード番号を入力して、ステップ3で面接の予約、予約証明書のプリントアウト。
  • →ステップ2でログインして料金支払いのための収納機関番号、お客様番号、確認番号を取り出し、Pay-easy対応のATMで入金。領収書はDS-156に貼り付ける、写真やその他の書類も用意する。 →書類を揃えて米国大使館での面接に持っていく
まず、非移民ビザ:予約ステップの「東京、大阪、那覇 ステップ 1」というところにある「DS-156 日本語」をクリックし、その次のページでブラウザのフォームに記入し、最後にボタンを押すと記入した内容がPDF化されて出てくるので、それをプリントアウトします。ブラウザがfirefoxだとエラーメッセージが出るので、IEを使います。そのほかもボタンを押したり記入したりするところではIEを使った方がよいようです。また、間違いを直したりして何度もプリントアウトするので、家にプリンタは必須です。うちのプリンタは、紙詰まりが連発してイライラすることもたまにありますが、珍しくこのビザ関係では紙詰まりをほとんど起こさず頑張ってくれました。



DF化した書類の最後にバーコードが出てくるのですが、プリンタの不具合ではなく、フォーム入力をPDF化する際の何らかのトラブルで、こちらに掲載されている「不明瞭なバーコード」のような乱れたバーコードになることがあります。このダメなバーコードのついたDS-156を面接に持って行くと、書類として失格になるらしい…。私は一回「不明瞭なバーコード」になってしまい、しかもそのときは深く考えずそのバーコード番号で面接の予約を入れてしまったので、キャンセルせざるを得ませんでした。

また最初は、フォーム入力ページだけを見て、適当に判断して記入していましたが、あとから米国大使館による記入のための解説ページ(PDF)を見つけたり、ビザ代行業者による詳しい解説ページを見つけたりで、結局書き直しになりました。

DS-156をPDF化する際に自動的に埋め込まれるバーコード番号を入力して面接の予約をとるので、DS-156を書き直すと予約の取り直しになってしまいます。ネットで情報を探すと、Q&Aサイトなどで「間違いがあった(そのバーコード番号で予約を入れてしまった)DS-156と、正しく書き直したDS-156を両方面接に持って行って大丈夫だった」というのも見ましたが、出発したい日が迫っていて、つまらないことで審査が延びたり書類再提出になってはたまらないので、安全策をとります。

上記のように、DS-156のバーコード番号と面接予約に結びつきがあるので、どのDS-156で予約したかはっきりさせておくことが大事です。たぶん、DS-156を一発で完璧に書くことはできないので、何度かプリントアウトすることになると思いますが、その際ミスったものは破っておくなどしておいた方がよいです。そして予約したバーコード番号のついたDS-156だけを大事に取っておく必要がありますし、万一プリントアウトしたDS-156が破損した場合再度プリントアウトできるように、予約を入れたDS-156のPDFはローカルに保存しておいた方がよいでしょう。

DS-156には、過去にアメリカのビザを取ったことがある人は、発行された場所(東京、大阪/神戸など)と発行された日付まで書く必要があります。またアメリカへの渡航歴がある場合もすべての出国日、入国日まで書く必要があります。私の場合過去に2回F1ビザを取ったということは上で書きましたが、これが学生時代に取ってとっくに期限切れになっている古いパスポートなので、家のどこにあるか分からず、発見するのにちょっと時間がかかりました。ビザの発行日までとなると記憶では無理で、実際のパスポートを見ないと書けないですし。古いパスポートを処分したらダメなんだなぁと思いました。

そのほか、非移民ビザ:予約ステップにも一部説明がありますが、以下のようなものを用意しました。

5×5cmの証明写真:ネットで色々調べたところによると、背景はコンピュータ処理をするため厳密に真っ白でないといけないらしい。日本の写真機だと、背景がグレーがかっていたり、青かったりするのがあるけど、それらはダメらしい。その他写真内の顔の大きさとか眼の位置とか、耳を出していないといけない(私は髪で耳がかくれた写真を撮ってしまったので、撮りなおしました)など、いろいろ条件があります。 EXPACK 500:郵便局などで買える封筒。家族で同じ日にビザ面接を受ける場合は、家族で1枚でよいらしい。 (必要な人)DS-157などのその他の書類:こちらは、DS-156のようにブラウザからPDFを生成するのではなく、PDFファイルをダウンロード、プリントアウトして空欄に手書きで記入する形式。面接予約時に書きあがっている必要はなく、面接の前までは訂正が可能。 銀行発行の英文残高証明書:夫の分と私の分の両方を用意。銀行によって即日出してくれるところと、一週間程度かかるところがある。 こうして揃えたビザ申請書類を米国大使館での面接に持って行きます。書類はクリアファイルに入れますが、入れる順番まで指定されています(PDF)。 私と夫は、午前3時まで書類を書き直してプリントアウトを繰り返し、一旦完成したと思い面接の予約も希望日に取り「やれやれこれで一段落」と思ったDS-156が、あとからいろいろなサイトを見てみると書き方が間違っていたり、情報が不備だったりしたので、面接をキャンセルして、改めて書き直したDS-156で予約を取りました。 夫は9/8まで海外出張なので、それ以前にパスポートを提出することになる面接は受けられないので、最初9/9に予約していました。しかし、一旦キャンセルしたら、9/9が満員になってしまい、2回目の予約では取れず、もっとあとの日になってしまいました。一旦入れた予約は変更もできるので、米国大使館のサイトに毎日ログインして9/9の空きが出ないか見ていたのですが、難しそうです。

このサイトと管理者について

yucoの個人サイトです。既婚で子ども2人。岐阜県出身で現在は東京在住。短期間ですがアメリカにも住んでいました。1998年から個人サイトを運営し、10年以上にわたってレンタルサーバにブログツールをインストールしてブログを書き、あちこちの新しいネットサービスを試したりしていました。現在はおもにTwitterとたまに長文テキストを書きたいときはNoteを使っています。


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