原美術館でおこなわれた『ヘンリー・ダーガー 少女たちの戦いの物語――夢の楽園』に行ってきた。
ヘンリー・ダーガー展は2003年にワタリウムでやったときに行っているが、そのときはヴィヴィアン・ガールズの戦いシリーズが多かった記憶がある。
今回はヘンリー・ダーガーの部屋の写真や、ヴィヴィアン・ガールズシリーズっぽいけど闘ってない少女と花の絵、蝶の羽をつけた龍のような想像上の動物の絵など、もう少しバラエティに富んでいた。幼女の裸の絵にはおちんちんがついていることで有名なこの人だが、裸の絵でついていないものもあった。
思ったのは、ヘンリー・ダーガーの絵は自己流といっても、天性の構図とか色のセンスの良さがあるなあということ。特に色はパステルカラー中心できれい。
原美術館入り口の看板。ツタの這う壁と看板のパステルカラーが綺麗。
入り口から見た建物はこんな感じで、まわりは緑に覆われている。
こういう邸宅を改造したような“箱”っぽくない美術館は個人的に好み(とはいえ、内部の装飾などは残っていないのだけど)。原美術館のパンフレットには以下のようにある。
当館の建物は1938年に邸宅として建造されたもので、上野の東京国立博物館や銀座の和光ビル(旧服部時計店)などを設計した渡辺仁の代表的な作品の一つです。
原美術館のイメージケーキ
ヘンリー・ダーガーが愛した少女のケーキ! を、付属のカフェで食べることができる。
そして写真を撮ったら、写真は禁止だとウェイターが飛んできた。まぁ確かに食事の写真をいちいち撮るのは私もいい趣味だとは思わないので、めったにやらないが、これは撮りたくなるよねぇ。もうちょっと真上から撮りたかったとも思うが、そんなわけで写真はこれ1枚のみ。
「ヘンリー・ダーガー イメージケーキ」でぐぐると写真も結構出てくるのだが、みんな1枚撮ってウェイターが飛んできて制止されたのだろうか。
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