直島:2日目—屋外アートとアドバイス

2008年3月

直島2日目の朝食は、前日夕食と同じテラスレストランでバイキングでした。海を近くに見ながらの朝食でとても気持ちがいいです。

以下は外から撮った写真ですが、右側の建物がテラスレストランです。



その後チェックアウトして、屋外に置かれたアート作品を見ながらミュージアム棟に向かいました。

直島を象徴するとも言えそうな草間彌生のかぼちゃは海につき出ています。



近寄ってみました。





朝の散歩は気持ちがいい。





ニキ・ド・サンファールの作品はいくつもあります。











そのほかの屋外アート作品も見ました。砂に埋まった船のようですが、これもアート作品です。















ミュージアム棟であらためて作品を鑑賞したあと、フェリーに乗るため港へ向かいました。

港ではちょうどこの日直島に来た知人と落ち合い、車で来た知人に乗せてもらって港から少し離れた山本うどんでお昼ご飯。お店には作業着の人が行列をなしていました。

直島の南半分は今まで私たちが見てきたようなアートと観光客向け宿泊施設、漁港、畑、歴史のある民家などが並んでいますが、北半分は三菱マテリアルの製錬所がある鉱業の島でもあります。このあたりは島のちょうど真ん中らへんなので、鉱業にたずさわる人も観光客もともにやってくるお店なのでした。少し並びましたが、うどんは大変おいしかったです。

宮浦港には草間彌生のもう1つのかぼちゃがあります。



こちらは黄色い方とは違って穴があいていて中に入れるようになっています。中はこんな感じ。



私たちが乗ったフェリーなおしま号。



行きは中に乗っていたのですが、甲板に出ることもできます。晴れた日はなかなか気持ちがいいので、帰りはずっとここにいました。



すると、なにやら地元の小中学生らしき人たちが集まってきて、フェリーに乗った人に紙テープを投げています。転任する先生なのか転校する友人なのか、見送りに来ている模様。



船が動き出しても「バイバーイ」「バイバーイ」と言いながら、テープが切れないようにぎりぎりのところまで走ってくる子供たち。3月は別れの季節ですね。



見送られる側の人は、テープが切れたあとも手を振り続けていました。



直島に行きたい人へアドバイスまとめ


私たちはベネッセハウスに泊まったので、主にベネッセハウスに泊まりたい人向けのアドバイスです。

  • アート施設の見どころは、家プロジェクト、地中美術館、ベネッセハウスミュージアム棟、ベネッセハウス周辺にある屋外アート作品群の4種類。上記4つのうち、家プロジェクトと地中美術館は月曜休みなので、それを考慮して滞在計画を立てる必要がある。
  • ベネッセハウスで希望の部屋がある人は早めに埋まるので、早めに予約を入れる方がいい。park棟とかは比較的あとまで空いているけど、ミュージアム棟に泊まると、夜まで作品を見られてよさそう。私は今度行くならミュージアム棟に泊まりたいと思った。park棟にもいくらか作品はあるのだけど、ミュージアム棟は数が違うし、光を発する作品もあるので、夜、まわりが暗い中でどんな風に見えるのか見てみたかった(park棟から夜ミュージアム棟に行きたい場合は、頼めば車を出してくれるそうなのだけど、そこまでする気はしなかったので)
  • 食事できる場所はあまりない。ベネッセハウスに泊まる場合、朝食・夕食はベネッセハウスで取るのが無難だろう。特に夕食は4000円台~(飲み物別)と若干高い。昼は私たちは家プロジェクトのある本町にあるぐぅと宮浦港近くの山本うどんで食べた。本町と宮浦港周辺にはほかにもお店は多少ある。
  • アート作品のうち「きんざ」「文化大混浴」は鑑賞に予約が必要。ベネッセハウスのwebサイトから予約ができる。私は日曜日に見学しようとして、前の週の木曜日にwebで予約しようとしたら、もう取れなかった。全てのアート作品を制覇したいなら、もっと前に予約しておくべきだろう。
  • そのほか要予約のものとしては、金・土曜に行われる地中美術館の「オープンスカイ」ナイト・プログラムがある。定員25名。これも早めに予約取らないと埋まりそう。
  • とはいえ、予約を入れると滞在計画がそれによって左右される。私たちは1泊で能率よく周り、予約が必要なものはどれも取れなかったので見ずに回って、そのほか散歩もして、分量的にちょうどいい程度だった。1泊で予約を入れていたらそれに左右されて要領よく他の見どころを回れたか分からないし、2泊していたら若干暇になりそうだと思った。1泊2日をほどほどの密度で楽しく過ごせればいいという趣旨であれば、予約が必要なものはパスしてもいいかも。
  • ベネッセハウスは宿泊者に対して自転車のレンタルもしてくれるそうだけど、徒歩と巡回バスで間に合った。坂が多いので自転車はかえって大変かも。

そのほか分類しきれない写真です。









このサイトと管理者について

yucoの個人サイトです。既婚で子ども2人。岐阜県出身で現在は東京在住。短期間ですがアメリカにも住んでいました。1998年から個人サイトを運営し、10年以上にわたってレンタルサーバにブログツールをインストールしてブログを書き、あちこちの新しいネットサービスを試したりしていました。現在はおもにTwitterとたまに長文テキストを書きたいときはNoteを使っています。


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